ログインメガシティ野球同好会 : 問題です （その３）
問題
次のプレーが発生した場合、各走者はどこまで進塁できるでしょうか？
（ボールデッドはスタンドやベンチなどにボールが入ったと仮定してください）
(1)ショートゴロを１塁へ悪送球した（ボールデッド）
(2)走者１塁でエンドランがサードゴロ。
サードが送球する時点で既に走者が２塁ベースにいたので
１塁へ送球したが暴投（ボールデッド）
(3)走者１塁で５−４−３のダブルプレーの状況。
２塁セーフで４から３が悪送球（ボールデッド）
(4)走者１塁。左投手が１塁への牽制球を悪送球（ボールデッド）
(5)走者１塁。右投手が１塁への牽制球を悪送球（ボールデッド）
(6)走者１塁で５−４−３のダブルプレーの状況。
サードが２塁への悪送球をカバーしたセンターが
グローブを投げて送球に当たった
(7)レフト頭上への強烈なライナーをレフトが帽子を投げ当て、
打球の進路が変わった
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| 投稿者 | スレッド |
|---|---|
| tanaka | 投稿日時: 2010-12-28 15:05 更新日時: 2010-12-28 15:05 |
新米   登録日: 2010-6-26 居住地: 投稿数: 12 |
 Re: 解答です （その３）解答
(1)「内野手の最初のプレイに基づく悪送球」で「投手の投球当時」の各走者の位置からテイクツーなので２塁 (2)「内野手の最初のプレイに基づく悪送球」で「投手の投球当時」の各走者の位置からテイクツーなので２塁３塁 (3)４−３は「内野手の最初のプレイに基づく悪送球」ではないので「ボールが離れた瞬間の位置が基準」となり、２塁がセーフ＝２塁へ到達しているから、テイクツーでホームイン。打者走者は１塁到達前だから本塁からテイクツーで２塁 (4)投手がプレートを踏んでいる状態での悪送球はテイクワンで２塁 (5)投手がプレートを踏んでいない状態での悪送球はテイクツーで３塁 (6)「野手がグラブを故意に投げて送球に触れさせた場合」で「投手の投球当時」の各走者の位置からテイクツーなので２塁３塁 ※ただし、この場合はインプレーであるためアウトを賭してそれ以上進塁してもよい (7)フェアボールがインフライトの状態で、明らかにプレイングフィールドの外へ出ただろうと審判員が判断したとき本塁まで進塁 |
| 投稿者 | スレッド |
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| tanaka | 投稿日時: 2010-12-28 15:30 更新日時: 2010-12-28 15:30 |
新米 登録日: 2010-6-26 居住地: 投稿数: 12 |
Re: 解説です （その３） 公認野球規則の７項に「走者」について記載があります。
ここでは問題にあるプレーについて走者が得る安全進塁権などの規定があり、非常に細かくたくさん規定があります。 （実はホームランについてもここで定義されています） 簡単に要約すると、 プレーにより、テイクワンからホームインまで４通り安全進塁権があり、ボールデッドになるケースとインプレーのケースがあります（全てを覚えるのは大変です）。 そこで、最低限覚えておきたいのは、 審判員は進塁を許すにあたって、 打球処理直後の「内野手の最初のプレイに基づく悪送球」であった場合は、 「投手の投球当時」の各走者の位置を基準。 その他の場合は、 悪送球が野手の手を離れたときの各走者の位置を基準として定めること 悪送球とは野手がショートバウンドを取り損なった時ではなく、その送球を行った野手の手からボールが離れた時をいいます （離れた瞬間は悪送球か否かは分からなくても） 例えば問題�，覆薀機璽匹亮蠅�らボールが離れたとき。 打者走者の場合は、テイクツーなら（投球時は）本塁からなので２塁までになります。 以下は、どこまで進めるかを参考のため一部省略して掲載します。 7・05 次の場合、各走者（打者走者を含む）は、アウトにされるおそれなく進塁することができる （ａ）本塁が与えられ得点が記録される場合 フェアボールがインフライトの状態で、明らかにプレイングフィールドの外へ出ただろうと審判員が判断したとき、野手がグラブ、帽子、その他着衣の一部を投げつけて、その進路を変えた場合 【下記はボールインプレイであるから、打者はアウトを賭して進んでもよい】 （ｂ）三個の塁が与えられる場合 ― 野手が、帽子、マスクその他着衣の一部を、本来つけている個所から離して、フェアボールに故意に触れさせた場合。 （ｃ）三個の塁が与えられる場合 ― 野手がグラブを故意に投げて、フェアボールに触れさせた場合。 （ｄ）二個の塁が与えられる場合 ― 野手が、帽子、マスク、その他着衣の一部を、本来つけている個所から離して、送球に故意に触れさせた場合。 （ｅ）二個の塁が与えられる場合 ― 野手が、グラブを故意に投げて、送球に触れさせた場合。 【下記はボールデッドとなる】 （ｆ）二個の塁が与えられる場合 ― フェアの打球が、 （1） バウンドしてスタンドに入るか、または野手に触れて進路が変わって、一塁または三塁のファウル線外にあるスタンドに入った場合。 （2） 競技場のフェンス、スコアボード、灌木、またはフェンスのつる草を抜けるか、その下をくぐるか、はさまった止まった場合。 （ｇ）二個の塁が与えられる場合 ― 送球が、 （1） 競技場内に観衆があふれ出ていないときに、スタンドまたはベンチに入った場合（リバウンドして競技場に戻ったかどうかを問わない） （2） 競技場のフェンスを越えるか、くぐるか、抜けた場合。 （3） バックストップの上部のつぎ目から、上方に斜めに張ってある金網に上がった場合。 （4） 観衆を保護している金網の目にはさまって止まった場合。 （ｈ）一個の塁が与えられる場合 ― 打者に対する投手の投球、または投手板上から走者をアウトにしようと試みた送球が、ボールデッドエリアに入った場合 （ｉ）一個の塁が与えられる場合 ― 四球目（フォアボール）、三振目（スリーストライク）の投球が、球審か捕手のマスクまたは用具に挟まって止まった場合 ただし、打者の四球目、三振目の投球が（ｈ）および（ｉ）項規定の状態になっても、打者には一塁が与えられるにすぎない。 （ｊ）一個の塁が与えられる場合 ― 野手が、帽子、マスク、その他着衣の一部を、本来つけている個所から離して、投球に故意に触れさせた場合。 この際はボールインプレイで、ボールに触れたときの走者の位置を基準に一個の塁が与えられる。 これ以上は聞かないで。 |
